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「惑星ソラリス」

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散々言われていることなので観る前から覚悟はしていたものの、やっぱり長いですこれは。無言無音の長回しのカットがあまりにも多く、さらにロシア語なのでぼそぼそと呟くようなしゃべり方のせいもあってとにかく長いと感じました。話自体はものすごく好きなのでがんばって最後まで観られましたが気を抜くとあやうく途中で寝ていたところです。SF界では「2001年宇宙の旅」と並ぶ傑作とされているのも確かに納得。ただひとつ異なるのが、「2001年~」が宇宙船のデザインや宇宙空間の表現などキューブリックらしく非常に視覚的に楽しませてくれたものであるのに対し、本作品は映像的にはそれほど好みじゃないというのがぼくの感想です。音を消して映像だけ見ても映像を消して音だけ聞いても面白いと思えるくらい大好きなキューブリックと比べるのも酷ですけれど。そうはいっても、日本の首都高速の映像をつかった未来都市やロシアらしい自然の美しさなどは目を引くものがあります。首都高では日本語の看板などが見えるので日本人としてはちょっと嬉しい感じです。

ぼくがこの映画に見たものはハリーとクリスの愛、完璧にそれだけです。クローンとかアンドロイドとか光学異性体とかそういうの大好き人間です。すみません。人間に近いけれど人間とは異なる、あるいはそもそも人型でも有機物でもないよ的に異なる存在を人はどこまで愛することができるのか、例えば電気スタンドみたいな。究極のフェティシズムです。電気スタンドはただ目の前にあったから言ってみただけなのでちょっと…ぼくには無理。あ、でも中に電子回路とかあるからそのへんならなんとか…まあどうでもいいや。閑話休題。クリスのもとに現れるハリーはソラリスの海が作り出したハリーのコピーで、同じだけれどまったく別の女性、というかそもそも人じゃないわけで他の研究者たちは人間扱いしない彼女をクリスはそれでも愛するというよくありそうな設定ですが、これがさらによくあるハリウッド映画だったならば2人で脱走して敵に立ち向かってやっつけてハッピーエンディング、みたいな展開になっていたでしょうけれど観ていてよかったロシア映画、そんなくだらないものにはなりません。最後にハリーが自ら取った選択、そしてソラリスに残ったクリスのあのどうしようもない終わり方はとても好きです。あとは個別のシーンで言えば、無重力になったときにふわふわしながら抱き合うところとか、あとはハリーがじたばたしながら生き返るところが死を逆回しで見ているみたいですごく美しいシーンでした。

| TV・映画・音楽 | 02:56 | comments(-) | trackbacks:1 | TOP↑

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ソラリス

ソラリスソラリス*Solaris。サン・マイクロシステムズ|Sun Microsystemsが販売しているUNIX系OSの商標。*スタニスワフ・レムのサイエンスフィクション|SF小説『ソラリスの陽

| 心の記録 | 2007/01/26 03:09 |

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