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ジム・ジャームッシュ監督「ブロークン・フラワーズ」

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実は自分に息子がいるという内容の差出人不明の手紙を受け取ったドンが、探偵好きの隣人ウィンストンのおせっかいに巻き込まれて過去に付き合った女性たちを訪ねる旅に出ます。哀愁漂うなさけない中年男を演じたら右に出るものはいないビル・マーレイとこれでもかと登場する数々の主役級の女性陣が織りなす、MOTHER3じゃないですけれど奇妙で面白い、そしてせつない良作です。

困り果てた犬みたいな表情ばかりなのにその微妙な表情だけで演技ができるところがビル・マーレイの不思議なところですね。ものすごくもったいないというか贅沢なキャストの使い方をしていて、さらにちょっと全体的に冗長になりがちだったので、いっそのこと途中で完全にぶった切って1話ごとに違う女優さんを使って連作短編集のような感じにしたら面白そうだと感じました。前作「コーヒー&シガレッツ」みたいな撮り方で見てみたかった!

ドンとウィンストンの面白い掛け合いや、キューブリックの「ロリータ」っぽいシーン、ビル・マーレイならではのとぼけた演技など笑えることろも非常に多く、なかなかいい作品でした。

| TV・映画・音楽 | 19:32 | コメント(-) | trackbacks:1 | TOP↑

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