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映画で振り返る2006年 (ランキング編)

DVDで観た回数でもたぶんこの3作がトップだと思います。絶対に観て損はないと言い切れるのが1と2で、3はちょっとぼくの趣味に走りすぎているので積極的にお薦めしかねますが、機会があればどうぞ。

1. ジャケット “The Jacket”
2. キスキス、バンバン - L.A.的殺人事件 “Kiss Kiss Bang Bang”
3. 終わりで始まりの4日間 “Garden State”

選んでから気づいたのですがこの3本には実は大きな共通点があって、監督が3人ともまったくの新人、あるいはアメリカでのデビュー作であるということです。ジャケットのジョン・メイバリー監督はこれまでイギリスでショートフィルムやミュージックビデオなどで活躍していた人で、今回の『ジャケット』でスティーヴン・ソダーバーグをプロデューサーに迎え、というかソダーバーグに雇われる形でハリウッドデビューを果たしました。そして『キスキスバンバン』のシェーン・ブラック監督と『終わりで始まりの4日間』のザック・ブラフ監督の2人はこれが初監督作となり、どちらも非常にいい評価を得て今後の活躍が期待されます。

個別にちょっと紹介しておくと、まず『ジャケット』は非常によくできたサイコ・スリラーです。こういうタイプの作品は映画に限らず謎を残したまま終わるのはいいんですけれどその謎の残り具合が問題で、最後に2割くらいは謎が残ったまま終わるのはちょうどいいと思います。しかしこの作品では5割くらい伏線を消化し切れていないところが良いところであり悪いところでした。これを投げっぱなしの駄作と取るか謎だらけなところを後で自分で考えるのが楽しいと取るかは人それぞれで、後者のタイプならばはまれる作品だと思います。

『キスキス、バンバン』は同じタイトルでまったく別の映画があるのでお気をつけください。ゲイとコソ泥と売れない女優が繰り広げるハードボイルドなのにコメディなミステリーです。キャストやシナリオなどぱっと見まったく統一感のないちぐはぐな全ての要素が最終的にはひとつの結末へとハーモニーを奏でて収束していくこの構成は見事としか言いようがありません。このキャストでぜひシリーズ化して欲しいですね。

『終わりで始まりの4日間』はもう何度も言ってますけれども、脚本・音楽・キャスティング全てにおいてザック・ブラフのセンスが光る良作です。オフビートな笑いとぼくの心を絶妙にくすぐるこだわられた選曲、そして監督は始めからナタリー・ポートマン主演を想定していたというだけあって彼女の出演作の中ではこれが最も魅力的に撮れている映画だと思いました。脚本の一部はザック・ブラフ自身の体験を元にして書かれたもので、自ら主演、そしてこれをまだ20代という若さで撮っていることもあり、非常にパーソナルな作品になっています。

| TV・映画・音楽 | 22:18 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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