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JUNO / ジュノ

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監督が『サンキュー・スモーキング』のジェイソン・ライトマンっていう時点でちょっと変わった映画になるだろうなと思っていたら、やっぱり映画自体も主人公のジュノみたいに普通じゃない作品になりました。

アカデミー賞では作品賞は逃したものの、みごと脚本賞を受賞し、重めの作品が多かった他のノミネート作の中でも異彩を放っていた本作ですが、全く同じ状況だった去年のアカデミー賞での『リトル・ミス・サンシャイン』を思い出します。『リトル・ミス・サンシャイン』も作品賞を逃して脚本賞を受賞し、小粒ながらも粋な良作という点で『ジュノ』と共通点は多いような気がします。

高校生で妊娠とか重いテーマを扱っているんですが、けっきょくの所とことんコメディです。何だかんだあったけれども最後は生んで自分で育てることに決めるとかそんな涙を誘うありがちなオチには決してならないので、予告編やら何やらでぱっと見て避けてしまった映画好きの人にこそ見てもらいたい作品です。音楽・映画好きなら「おおっ」と思うミュージシャンや映画タイトルがぽんぽん飛び出すエスプリの効いた会話に、ハンバーガー電話など粋な小道具の数々、手書き風アニメーションを使ったオープニングクレジットなど、こういう部分こそ監督がこの作品で見せたかったところなんじゃないかと思いました。確か脚本家が昔ストリッパーなんかもやっていたという変わった経歴の持ち主の女性で、本作品で一気に売れっ子になったとか。この映画では偉そうに人生を若者に語る大人もいませんし、ジュノ自身も自分たちの未来に対するなにか特別なビジョンを持っているわけでもありません。暑苦しい青春映画でもありませんし、ひとつの道徳観念を押し付けるような映画でもありません。おそらくこの映画を好きになる人っていうのは「あそこであのミュージシャン名が出てきたのが良かった」とか「やっぱホラー映画といえばダリオ・アルジェントだよね」とかそんな感想でいっぱいになるんだと思いますよ。そういう細かい部分にばかり目がいってしまったらこの映画の本質を見逃してしまうのかもしれませんが、でもやっぱりぼくにとっても面白かったのはそういう細かいセリフとか音楽とかハンバーガー電話だったりするんですよね。そんな映画です。

| TV・映画・音楽 | 22:09 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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