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別に表紙買いじゃないんだからねっ

■明日泥棒 / 外薗昌也(原作)・別天荒人(作画)
2008062301.jpg

主人公・宮迫享一の願望が生み出した天堂明日のコピーと既に存在している本物の天堂明日がいて、コピーのほうは自分が本物の天堂明日でないと自覚したときにその存在は消えてしまうという完全にアイデンティティそれだけによって存在が成り立っている状態なんですが、この設定だけ聞くとすごく面白そうに思えてけっこうワクワクして読み始めたんですが・・・。正直、おもいっきり期待が外れました。うけがよさそうな題材だけいろいろひっぱってきて世界系SFっぽくやってみましたっていう印象しか受けないんですけれども。作者がSF畑の人じゃないのかと思って調べてみたらむしろSFには造詣が深そうな人でしたし、だったらなんでこんな作品になっちゃったのかと不思議です。まだ1巻なのでとりあえずぶっ飛んだ設定だけ出しておいてこれからもっとSFしてくれればいいんですけれども、どうやらそうも行きそうにない雰囲気でこれから先を読む気はあんまり今のところないんですよね。セリフなんかもこんな言い方普通しないよっていうちょっと読んでいて突っかかる部分がけっこうありますし、なんかこう中途半端にラノベ的なノリの軽さというか読者置いてきぼりで作品中だけで盛り上がっちゃっているような雰囲気もあって、ぼくはどうも馴染めませんでした。

この作品でSFをやるんだったら、自我や現実というものをどう認識するのか、「自分は天堂明日である」という意識・言葉のみによって定義され存在できる天堂明日が既にいる現実の天堂明日の存在を認めた上で例えば別の人格を形成して確固たる存在として存続し得るのか、意識から現実は生まれるのか、自我そして現実とは何かをどう定義するのかetc...etc...。こういう展開を期待していたんですよぼくは。だからちょっと現時点では不満のほうが多い漫画です。

全然関係ないんですけれども、単行本の表紙の部分的ツルテカ加工が非常にさわり心地がよくて感動しました。それは認める。

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