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『ダークナイト』

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ティム・バートン版ではジョーカーという怪物が生まれるに至ったその経緯まで説明されていたり、より人間くさいコミカルな役柄だったような気がするのですが、今回のジョーカーは一切細かい説明は無しでとにかく絶対的な悪の象徴として描かれたように思いました。人を殺すときに口の傷がなぜできたかという理由を喋るのですが毎回言っていることがバラバラで、札束の山を燃やすシーンなどにも象徴されるようにとにかくまともじゃない悪の塊という面が強調されています。それで、これはこれで今回のヒース・レジャーのジョーカーもなかなかいいなと思っていたら、意外と出番が少なくてちょっと拍子抜けしてしまいました。というのも今回のバットマンの敵としてもうひとりトゥーフェイスというキャラクターが登場するのですが、彼がむしろ今作の主役だったということで前情報を何も仕入れずに観に行ったぼくとしてはこれはかなりのサプライズ。

トゥーフェイスことハービー・デントは最初はバットマンの味方としてゴッサムシティを守る正義の地方検事という劇中の言葉を借りれば“光の騎士”だったのですが、あるきっかけでジョーカーに惑わされ悪の道へ落ちコイントスの結果で“公平に”人を殺すという2つの顔のモンスターになってしまいます。ここで面白いなと思ったのが、ハービー・デント/トゥーフェイスがそれぞれバットマンとジョーカーのヒーロー&悪役としての役柄の別の形を補完しているという点で、バットマンがアンチヒーローとしての存在であるならばデントは法にのっとり悪を倒すまっとうなヒーローであるわけですし、ジョーカーが同情のしようのない絶対悪であるのに対してトゥーフェイスは自らの復讐のために人を殺す哀れな悪人と見ることもできます。そんなタイプの違う3人に加えて一般人の中のヒーロー、ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)もゴッサムシティを表で支えるサブキャラクターとして大活躍していました。

そんなわけで、実は今回「バットマン vs ジョーカー」というもっと単純な対決の構図を目当てに観に行ってしまったぼくとしてはちょっと物足らなかった、というか話が思ったより広がりすぎて迷ったと言わざるを得ないのですが、バットマンというアメコミ作品の域を超えたすごくいい映画だと思います。ちょうど撮影後にヒース・レジャーが亡くなったということで彼の遺作として注目されて大々的に宣伝されてしまったのが今回ぼくが内容を微妙に履き違えた理由でもあって、アーロン・エッカートとか映画に出てきたのを見るまで全然出演していることを知りませんでした。そのあたりをもっと知っていれば面食らわずに済んだかもしれませんね。

| TV・映画・音楽 | 19:11 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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