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音楽について思うこと

どんな音楽が素晴らしいのかなんていうものは言ってしまえば個人の好みの問題であって、ある程度客観的に評価することはできますがそもそもまったく異なるものを同列に置いて比較するなんてことはナンセンスで、色々な評論はあってしかるべきだと思います。そんな無数の意見のひとつとしてぼくの音楽観を言わせてもらえば「音の配置」なんですよ重要なのは。それから「意味ではなく音としての声」、この2つがまずあってこその音楽だと思っています。

Just For Now / Imogen Heap


そういう意味でひとつの完成形だと思うのがImogen Heapの『Just For Now』で、まずはこの曲のライブ版をぜひ聴いてほしいんですけれども、CDに収録されているバージョンとは違い一切楽器を使わずにヴォーカルと手拍子のみで構成されています。リアルタイムにコーラスやリズムをサンプリングして歌いながらそれを重ねていくという非常に見ごたえのあるパフォーマンスです。前に紹介したこともあるKT Tunstallなんかとも似たようなパフォーマンスですが、Imogen Heapが彼女と違うところは自分の体以外音を出すものは使わないというところですね。これを初めて見た時は「ああ、これだったんだ、ぼくが理想とする音楽は」と思いました。他に何人か音の作り方という点で同じく感銘を受けたミュージシャンとしてはコーネリアスやThom Yorke、Zero 7なんかがいるんですけど、彼らに共通するのはやっぱりどこにどういう音を置いていくかということに関して、ライブなんかの勢いではなくてDTM的な職人芸でやっているなあというところですよ。それから何度も言ってますけれども楽器としてのヴォーカルという音の使い方。ヘッドホンをしてじっくり聴いていると色々なところから色々な音が次々と現れては消えてゆき、そのしっかりとした分離感のあるひとつひとつの音を確かめながら聴くのが好きなんです。

せっかくなのでちょっとThom Yorkeの話もすると、ぼくは彼がRadioheadとしてではなくソロで出したアルバム『The Eraser』が大好きなんですが、ライブ用の曲じゃないと本人も言うだけあってこれこそ自己満足の極みですよ。パソコンで音をいじくりまわしてひとりで好きなように遊びながら作った感満載の鬱々とした気分で聴くには素晴らしくもってこいのアルバムです。

そういうわけなので、ぼくの場合音楽の聴き方っていうものがものすごく内向的でわざわざ内にこもるような病的な聴き方をしてしまって、なぜぼくがAKGのヘッドホンが大好きなのかという理由もそこにあるんですけれども、極端に言ってしまえばぼくの場合音楽は聴くと言うよりはモニタリングすると言ったほうがいいのかもしれません。そうなってくると、自然とヘッドホンもスタジオモニター用として定評のあるAKGになるわけで、リスニング用に特化したものとはまったく違って、どこかの音域が飛び抜けて主張することもない色づけの少ない音とはっきりした分離感を出せる機種っていうものがぼくにとって重要になってきます。

今回はImogen Heapを紹介したかっただけなんですが、ついでにちょっと語っておきたいところもあってぐだぐだと話が続いてしまいました。この人はほんとすごい音を作るので大好きです。

| TV・映画・音楽 | 16:35 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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