
正直言ってFFはスーファミまでで後はクソだと思ってたほうなんですが、食わず嫌いなところもあったので9を最近暇を見てはちょこちょことプレイしています。
前言撤回。9は認める。いまさらですけど。
絵本の中のファンタジーみたいな世界観や、最近のFFみたいにキモくない低頭身のキャラクターたち、装備を変えるのが楽しいアビリティシステム等々、戦闘開始時の異常に長いロード時間さえ目をつぶればかなり楽しめる作品でした。探索・戦闘パートの合間に会話やムービーのシーンがけっこう挟まるんですが、意外とサクサク進みますしそれほど迷うところもないのであまり長ったるい印象はありません。20時間ほどプレイしてまだディスク2なのでディスク4まで行くにはまだまだ遠いかもしれませんが、これくらいのペースならばまだやる気が続くのでちょうどいい感じです。今回まだ飽きていないのは収集要素を最初から諦めているからで、なるべく取れるアイテムは取っていってますが、期間限定のものや盗めるものまでいちいち全部集めながら行くとホントにただの作業ゲーになってしまうのでそれをすっぱり諦めて、一切攻略情報を見ずに、盗むのもほどほどにしてまったり進むことにしています。FF5、6、7はそれであまりに進みが遅くて飽きて放置しましたからね。「ぬすむ」とか「青魔法」が出てきたあたりからFFはめんどくさくなったような気がします。敵がすべてアイテム盗みと青魔法ラーニングのための存在に思えてしまうので、毎回大変なんですよ。初見の敵は倒さず殺さず盗むだけ盗んで魔法を使わせて覚えて・・・ということをやっているとただすべての敵に会うのが目的にすり替わってしまい、本来の目的を忘れてしまいます。クリア後にも全部集められるとかならいいんですけれども、大抵は一度逃がしたらもう取れないとかもう会えないアイテムやモンスターがいますから、困ったものです。コレクター体質の人には面倒なゲームが増えてきました。みんなゼルダみたいにクリア後にいくらでも遊べてコンプリートできるゲームならいいのにね。