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個人的には100点満点『428 ~封鎖された渋谷で~』

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内田けんじや三谷幸喜の群衆劇が好きならば絶対はまること間違いない作品だと思います。本当に面白くて、やめられずに20時間ぶっ通しでエンディングまで読んでしまいました。渋谷という街で朝から夜までの10時間を様々な登場人物の視点から描いたノベルゲームで、最初はまったく関係がなささそうに思われたそれぞれの話が最後にはすべてひとつに繋がり、さらに脇役の人物に至るまで怒濤のように伏線を回収していく展開は見事の一言。基本的には5人の主人公の話を平行して読み進め、時に交錯するストーリーから別の主人公の話へザッピングしながら、すべての人物が無事に1日を終えることができればハッピーエンドです。うまくいくためには何度もバッドエンディングをむかえながらもやり直してそれを回避していく選択をすべての主人公でしていかなくてはいけないのですが、ある人物の何気ない行動が他の主人公の未来に大きく関わってくることもあって、それがこのゲームの面白いところです。それぞれの人物の行動はタイムチャートに分かりやすく表示され、もし行き詰まったときは、同時刻、あるいはちょっと前の時間で関係しそうな他の主人公の行動を変更してやればいいわけです。このあたりのシステムはノベルゲームとして非常にスマートに作ってあるので複雑なように見えて実際やってみるとかなり遊びやすいです。そしてテンポよく進む会話と場を盛り上げる効果的な音楽、ムービーにしてしまってもいいんじゃないかと思うくらい切り替わりが多い大量の1枚絵など、まったく読み進めることを飽きさせない演出が素晴らしい。20人以上に及ぶ登場人物すべてが1つの事件に巻き込まれそれぞれのエンディングをむかえた時には、そこに至るすべての運命を握る選択をプレイヤーである自分がやってきたのかと思うと喜びもひとしおです。

最後までプレイして思ったのがやっぱり内田けんじ監督の映画っぽいなということで、何度もこのブログでも書きましたがぼくが大好きな映画『運命じゃない人』なんかを思い起こさせる作品でした。このゲームを映画化すればまさにあんな感じだと思います。『428』は映画化したらぜひ見てみたいと思うゲームですが、これがゲームでよかったなと思ったのが、この作品を何十時間も楽しめるってことです。映画にしたらどんなに面白くても2時間ちょっとで終わってしまいますから。そして自分自身でこの物語を動かしたという感動、それもまたゲームならではの楽しみのひとつだと思うのです。

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