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久々に映画『イングロリアス・バスターズ』

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結局タランティーノはこの映画で何がやりたかったのか。とにかくこういうのを自分で撮りたくてしかたがなかったんだろうなあと思いました。元ネタとして70年代のイタリア映画があったようですが、リメイクというわけではなく内容的にも完全にタランティーノオリジナル作品となっています。シナリオはまあどうでもいいとして演出なんかは結構ぼくは好みで映像的には気に入った部類に入りますけど、『パルプフィクション』よりヒットしたっていうのはどうにもこうにも解せません。宣伝のインパクトの強さとブラッド・ピットのネームバリューでとりあえず観てしまった人が多かったって感じのような気がしますがどうなんでしょう。いや、間違いなく面白い映画だと思います、ある意味。ただこれまでのタランティーノ映画の中でも強烈に人を選ぶ映画じゃないかとも思いました。悪趣味極まりない、間違いなく気軽に観に行くと後悔するタイプの映画。

どんな映画かというと2つのシナリオが同時進行していて、舞台は第二次大戦中のフランス、家族をナチスに殺されひとり生き残った少女の復讐の話と、ブラッド・ピット率いるイングロリアスバスターズというイカレた特殊部隊がナチをぶっ殺しまくる話。この2つのシナリオが色々絡み合って…ということではなく、実際のところ全然関係なくて、両方のシナリオが同じ場所で同時に起こっていますがお互い干渉することはなく結局どちらがどうあれ結末は一緒という、世の中そんなもんだよねっていう不条理さに溢れる素敵なバカ映画です。そしてひたすらグロテスクでエロティック。頭の皮とかモリモリ剥がします。銃弾を受けた傷にグリグリ指突っ込みます。シナリオに関してはいくらでも深読みできそうなところではありますが、大して意味はないとぼくは割り切って観ました。タランティーノ映画の場合、ああ今のシーンは監督撮ってて楽しかったんだろうなあとか、またひどく悪趣味なことやってるなあとかそんなことを思いながら観るのが好きなので。そういう意味ではまったく脈絡のないグロテスクな映像のオンパレードでもタランティーノっぽいっていう謎のまとまりがある映画に見えてくるから不思議なものです。

それからやっぱりこの映画で一番評価したいのはブラッド・ピットで、散々言ってますけれども彼はこういうイカレた役をやらせるとすごくカッコいいんですよ。同年代で変わった役者として定評がある人物というとジョニー・デップがいますが、あちらは素で狂ってるようなものなのに対して、ブラッド・ピットはしっかり計算された役作りの上での変人というスマートさが垣間見えるあたりがどうも好きです。『イングロリアス・バスターズ』では結局他の役者がすごすぎて完全に食われた感がありますけれどもこういう役で映画に出てくれて嬉しい限りです。

| TV・映画・音楽 | 14:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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